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2015年12月11日 | Posted by CPMD

エプサイトギャラリー・テラウチマサト写真展「RED FISH」

とにかく忙しい人なんです、テラウチマサトさんは。
そんな方に、今年の夏ももう盛りを超えようとしていた頃に、エプサイトでの写真展開催をお願いするなんて、無謀だったのかもしれません。

しかし、最初の打合せのために京橋の事務所にお邪魔してみると、「この写真で、是非写真展をやりたいんですよ」といきなり見せてくれたのが、まだ撮影したての、赤い照明と黒い影が印象的なポートレートシリーズでした。
私は思いました、「準備期間がとても短くて申し訳ないのだけれど、何だかテラウチさんも既に臨戦態勢だし、お互いにとって今回の話はグッドタイミングだったのかな?」と。

さっそくDM制作にとりかかった際、テラウチさんから提示された写真展タイトルが「RED FISH」でした。
RED FISH、レッドフィッシュ・・・・・・、シンプルで写真の印象そのものともいえる言葉ながら、何だか妙に心に引っ掛かってくるタイトルです。
“FISH”に、きっと謎めいた隠喩あるいはスラング的な意味があるに違いない、などと深読みした私は、色々と辞書を調べてみたりしましたが、結局判らず仕舞いのままでした。

カッコイイDMは出来上がりましたが、全体の展示構成がなかなか決まらず、テラウチさんがエプサイトのプライベートラボでプリントを制作する時間も、本当にポツリポツリとしか取れず、やきもきの日々が続きました。
後から聞いたのですが、この大事な時期に不運にもハードディスクのトラブルにも見舞われてしまい、ご自身も相当気を揉まれていたようです。
しかし、ほんの数時間の隙間的な時間にもプライベートラボにこもり、集中してプリントを試す時間は濃密そのものでした。
Dscf2357お忙しい合間にエプサイト・プライベートラボでプリントをチェックするテラウチさん。この後の予定に合わせて、いつものラフなファッションとは違いスーツに身を包んでいました。

ようやく展示構成が決まり、プリント制作も終盤に差し掛かったのは11月下旬。
大判プリンターのSC-P9050GPX-20000からプリントが出力される合間を縫って、RED FISHというタイトルの謎をぶつけてみました。
プリントの方向性も決まり多少ゆとりのある時間帯だったこともあると思いますが、テラウチさんはあの魅力的な語り口で話してくれました。

「事務所のスタッフを集めて、皆に写真展タイトル案を出し合ってもらったんです。若いスタッフの教育も兼ねて、僕はそんなやり方をよくやるのですが、そうしたら意外なメンバーから“RED FISH”というワードが出てきて、心がいきなりざわつきだしたんです。その後も、色々な案が出たと思うのですが、正直あまり覚えていないんです。まるで“RED FISH”に支配されてしまったかのように、そのことばかり考えるようになってしまった僕は、子供の頃に飼っていた金魚
の『赤子(あかこ)』のことを思い出したんです」

皆さん、この話の続きを知りたいでしょう?
でも、ここでは語りません。完成した展示の様子も、あえて載せません。
エプサイトギャラリー内に掲出した、テラウチマサトさんによるコンセプトボードに詳しい経緯が書かれているので、是非ともエプサイトでご自身の眼でそれを読み、そして写真を見て欲しいからです。

Dscf305811月も下旬。エプサイトでプリント作業の追い込みに掛かるテラウチさん。エプサイトのプリント専門家・荻上照美もフルサポートの態勢で臨みました。

私は、テラウチさんが語る現実とファンタジーが織り成すお話に、大きく惹かれました。
“RED FISH”というタイトルが決まる前から撮影が始まっていたポートレートシリースが、“RED FISH”という言葉によってしなやかに串刺しされ、当初は思ってもみなかった写真展として急速に立ち上がったのですから、本当に驚きです。
このような偶発性を生み出せるのも、テラウチマサトというプロの力量なのかもしれません。

ぎゅーっと濃縮された、今年の晩夏から師走に掛けてのテラウチマサト&エプサイトギャラリーの成果を皆さん、是非ご覧になってください。

また、今回の写真展に合わせ、実は隣接するエプサイト・ショールームもガラっと模様替えし、テラウチマサト一色に染まっています。
「RED FISH」シリーズの写真を、ギャラリー展示とは違う用紙でプリントしたサンプルやモノクロ化したサンプルを手に取ってみていただけるようになっていますし、テラウチさんのインタビュー動画をエプソンのシースルーモバイルビューアーMOVERIOで見られたりなど、盛りだくさんの内容になっていますので、写真展をご覧になった後は忘れずにショールームにもお立ち寄りください。

Dsc_0328

いつもと違うショールーム。
SC-PX3Vからロールで出力されているのはテラウチマサトさんのパノラマ作品です。こちらもお見逃しなく。


とにかく、本当にお忙しい方なんです、テラウチマサトさんは。
無謀なお願いであったことには変わりませんが、ご一緒出来て良かったと思います。

ギャラリーに在廊するスケジュールは、今のところ不明ですが、確実にいらっしゃる日があります。
12/19(土)16:00からのトークイベントの時です。
今回は、ギャラリー内ではなくエプサイト内のセミナールームに椅子を並べて会場としますが、数に限りがありますので立ち見になってしまった場合はご了承ください。

皆さまのご来場、心よりお待ちしています。
(ギャラックマ)


テラウチマサト写真展「RED FISH」の詳細はコチラ
テラウチマサト・トークイベントの詳細はコチラ
テラウチマサトさんのWEBサイトはコチラ

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