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2013年10月04日 | Posted by けんたむ

改めてデジタルプリントを考える その1

お久しぶりです。けんたむです。

お仕事上の担当変更があってから、もう随分と会社の中で写真談義をする機会が減ってしまいました。ちょっとずつトレンドから乗り遅れている気がしているので、カメラ誌だけは必ず目を通すようにしていますが、やはりまもなく開催予定の「エプソンニューフォトフォーラム」や「それいけ!写真隊」などの現場に参加してみなさんのお話を聞かないといけませんね・・。反省。

さて、最近、私も含めた写真を愛するアマチュアの人たちのプリントの楽しみ方にちょっと思う事があります。

ちょっとした仮説に過ぎませんが、少なくとも私の周りでは、フイルム時代からの愛好家はデジタルになっても保守志向が強く、あくまで撮ったそのままの「原版」にこだわり、レタッチにて修正することを後ろめたい行為として捉える人が多いのかなと。一方で、デジカメから写真趣味をスタートした人たちの間では、原版志向という概念が薄く、画像はレタッチするものと考え、その画像にあった用紙を選択する人たちが徐々に増えつつあるのかなと。

1_4私自身は「鉄」で、またこの業界は未だに保守傾向が強い感じがしてます。今でこそほとんどの方がデジタル一眼を手にしているように見られますが、10年ほど前にサンプルを撮影するためにEOS 1D MarkⅡを持ち出していた時は、「デジタルとは何事!新興邪教の軍門に下ったのか」と周りは言わんばかり(汗)確かにペンタックス67に400mmEDが標準レンズの周りの人たちからすれば「邪道」扱いそのもの。で、その周りの人たちの現在の機材やプリント環境を覗くと、各社のフラグシップデジタル一眼を手にして撮影していますが、やはりプリントとなると「フイルムの発色を実現したい、なんで原版でそのような発色が得られないのか」という事。私自身もフイルムの発色が恋しいのでわかりますが、原版を調整(RAWを調整)することに抵抗は全くありません。飛行機はどうなんでしょうかね、カメラ小僧の憂鬱さん。

写真は先日北海道の撮影でご一緒した友人のプロカメラマン。ニコンF5にフィルムを装填中です。「仕事ではデジタル100%でトリミングは日常茶飯事。一発必中の失敗が許されない緊張感はやはりフイルムでないと」。なるほど。

一方で、デジタルからカメラに触れ始めた人たちはというと。マスターが先頭に立ってご紹介している「御苗場」に参加されている人たちは原版なんて概念が無いので、例えば朝の写真を夕方に見たてて表現することもしばしばで、目の前で見たリアルな光景よりもイマジネーションが優先される事が多いようです。2002年にごく普通の日常のありのままを撮影した写真家の佐内正史さんが脚光を浴び、アマチュアの中でもしばらくこのブームが続くと思っていましたが、ここ最近では写真家の志賀理江子さんの「螺旋海岸」のように、頭の中を掻きむしられるほどの感情が湧く写真も出て来ています。写真を見せて「綺麗」「すごい」と思わせるのではなく、むしろ逆の感情を掻き立てる技法もいずれアマチュアの皆さんに受け継がれて行くのかなと。

そんな感じで、私を含めた保守派の皆さんと常に先を行こうとする新世代組がこの先もプリントしてもらうためにはどんな商品が必要なのかと常に考えないといけませんね。難しい事です・・。

さて、今日のエントリーを踏まえて、次回は保守派の皆さんに対して写真の現像の考え方などを中心にお伝えしたいと思います(つづく)

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