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2013年06月27日 | Posted by ゆーすけ

フィルムからプリント作品を作ってみます(第一回)

こんにちは、ゆーすけです。

今日は、最近ではあまり無くなってきてしまった、フィルム(35mm)からのデジタル化から加工・プリントまでの話題です。
今でもフィルムカメラを時々使われる方も少なからずいらっしゃると思います。
当方も時々使用しますが、これは、基本の感覚を取り戻すという目的と、1枚1枚に込める思いが、なぜか自然にプリントまでイメージできてしまう(インクの濃度や用紙まで)というのが一番大きいかもしれません。(なれてるだけかもしれませんが、、、)。

特にフィルムでのモノクロ写真の醍醐味はその奥行きにあると思います。
印画紙の時代には、何号で焼いてだの氷酢酸のタイミングはどれくらいだの、挑戦の種類は違いましたが、同じようにプリントの面白さは、用紙の種類だけではなく、インクの濃度でも奥行きが全くかわってくることだと思います。

その前に、まずはフィルムをPCに取り込む、いわゆるデジタル化する事からステップがあります。

Futari 

▲上記の画像は、解像度高めにスキャンしたものです。わざと荒さを求めていたので、処理をしていますが・・・

スキャン解像度の目安は、下記をご覧いただければと思います。

極める!プリントテクニック講座 第3回フィルムを綺麗にスキャンする

↑他にも作品創りに関する情報が盛り沢山ですので、写真愛好家向けサイト“エプソンのフォトポータル”もご覧になってみてくださいね。

実際に6400dpiの高解像度でスキャンした理由としては、当初制作していた作品が多少大きい物ばかりで、平均で高さ2300mmほどあったので、解像度を高くしました。あとは、フィルムの粒状感も楽しめるということもちょっと理由にあります。
もう一つの理由としては、等身大のコンセプトを持っている作品をギャラリーや美術館に展示すると、予想以上に小さく見えてしまう事もありますので、この段階でどこに飾るか(飾りたいか)を見極めるのも、重要なステップの一つです。そうしないと、ただひたすら高解像度でのスキャンでは、多少の落とし穴が待ち受けています。

01 

▲スキャンしてまず最初にやることは、水平レベルあわせとフォーカスとごみ取り。あとは、自分なりにシャープネスをかけたりします。

ファイルサイズが大きければ、取り込むだけでも時間がかかるだけでなく、その後のPhotoshopなどでのこのような加工処理もとても遅くなってしまいます。ハードディスクの容量を圧迫してしまい、処理に負荷がかかってフリーズして、今までの加工が水の泡・・・なんて事もしばしば。なので、こまめな保存は欠かせません。

今でも当方が写真をやり始めたころの時代の良き癖が、こまめに保存する事。

ただし、同じファイルで保存していくのではありません。作業の過程をそれぞれのファイルに保存していくのです。これは、アナログには絶対できない事で、絵を描いていて「あっ、ここ失敗した」という時に、一つ前には簡単に戻れません。キャンパスには既に絵の具がついてしまっているため、下地の白を生かす事は難しくなるのです。今の加工ソフトならある程度なら戻れますが、何段階も仕上げて行って、納得ができないという時にはデジタルでも限界があります。

そこで、加工の基本の一つで、何段階か加工を進めるごとに(時間でもかまいませんが、自分で一区切りという時)、別名でファイルを保存するのです。

002 

▲ヒストリー機能でも戻れる回数には限界があり、戻っても途中からのやり直しになってしまうので、あくまで別名で保存します。

無駄なように思えますが、自分の加工の振り返りはもちろん、納得いく作品を制作する過程で、軌跡を辿れる事は非常に重要だと思います。意外にいじりすぎていて、最初の段階の物が一番よかったりする事もしばしばありますので、こまめな別名ファイル保存はおすすめです。

しかも、この過程の要所要所をプリントアウトしてみて、実際に比較するのもとても楽しい作業です。是非みなさまもお試しください。
少々話が長くなってしまいましたので、次回その加工のステップ(Photoshopでの基本加工と、プリントアウトのサイズ感の決定)、プリント用紙と展示場所の照明(空間との関係)も書ければと思います。

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