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2013年02月22日 | Posted by CPMD

エプサイトギャラリー・酒巻澄江写真展「杜に生きる」

こんにちは、ギャラリーチームです。

※記事公開当初、お名前に誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます。

厳しい寒さの続くこの季節、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
インフルエンザに怯えつつ、果敢に被写体を求めてフィールドを歩くのも良いと思いますが、新宿西口のエプサイトギャラリーで、引き込まれんばかりに美しいモノクロプリントを観て過ごされるのも、よろしいのではないでしょうか。

ということで、今回ご紹介するのは、酒巻澄江さん初の個展です。

被写体となったのは、酒巻さんがすっかり魅せられている屋久島の森です。
初めて屋久島を訪れたのは、1993年の12月。何となく、何かに導かれるような旅立ちだったそうです。熱狂の対象との幸福な出会いは、案外このようなちょっとした呼び水のようなものなのかもしれません。

世界自然遺産となってからの屋久島は、すっかりフォトジェニックな地として有名になり、美しいカラー写真で悠然とした縄文杉を見た方はたくさんいらっしゃると思います。
酒巻さんは4×5判のカラーポジフィルムで非常に精緻な撮影を行っていますが、最終的にはそれを非常に美しいモノクロプリントにして見せてくれています。

酒巻さん「撮影はすべてポジフィルムを使っていて、当初はラボに出してカラープリントに仕上げていました。しかし、カラーでは『何か違う』という印象がぬぐえないでいたんです。
そんなときにモノクロ表現に出会い、『これだ』と感じました。それからは、モノクロについての猛勉強です。暗室作業も何度もやりましたが、この屋久島のシリーズについては、デジタルデータ化してインクジェットプリントにするのが一番しっくりきました」

皆さんがエプサイトギャラリーで、森の濃密な湿気を含んだ木肌、苔、シダの葉などの描写を目の当たりにすると、酒巻さんの手法がいかに正しいかが解ると思います。

今回のプリント制作は、酒巻さんが信頼する写真家の小嶋三樹さんが担当されました。
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エプサイト・プライベートラボでプリント制作中の酒巻さん(手前)と、写真家・小嶋三樹さん(奥)。
「以前、小嶋さんの個展を観に行き、そのプリントの素晴らしさに圧倒されました。今回は全面的にお願いしましたが、丸投げはせず、結構注文を付けさせてもらったんですよ(笑)」

酒巻さん「屋久島の森を歩いていると、ふと、目に見えない存在、何かの気配のようなものを感じることがあるんです。それは恐ろしいものではなく、あたたかいものです。感じるとは、ほっと安心するような、見えない力とでもいいますか・・・。それを写真に込めたくて、私はシャッターを押し続けているような気がします」

酒巻さんが、今回の写真展タイトルの『杜』に込めた意味も納得できますね。

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展示が完成し、ほっと安心された酒巻さん。
「“森の精”なんて言うと、ちょっとニュアンスが違うんですけど、確かに何かの息遣いのような、何かが弾けるプチプチッというような音が聞こえる時があります」

今回のプリントには、その何かが写し込まれているような気がするのは、私だけではないと思うのですが。

酒巻澄江写真展「杜に生きる」は、エプサイトギャラリーが「スポットライト」に選考させていただいた写真展です。
皆さん、どうぞエプサイトギャラリーまで足をお運びください。
(ギャラックマ)

エプサイトギャラリー・酒巻澄江写真展「杜に生きる」

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