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2012年11月06日 | Posted by けんたむ

ブルーインパルスの写真で粒状感を考えてみる

こんにちは。けんたむです。

4 先週の土曜日は文化の日。毎年の頃になると、福島〜新潟の県境辺りは紅葉真っ盛りとなり、数少なくなった国鉄気動車を追い求めて撮影が続きます。しかし近年は車輛の老朽化に伴い引退が相次ぎ、ついに今年、全くもって「鉄ネタ」がなくなってしまい、ゆっくり過ごす事に決めておりました。しかしFacebookのタイムラインを追っていると友人が入間で航空楽しんでおり、午後には有名なブルーインパルスが飛ぶとか。以前から撮影したかったものの、鉄最優先である私は敬遠せざるを得ないハメになっていましたので千載一遇の機会と思い、機材を持ってすぐに現地に向かいました。

無事滑走前に到着したものの、あまりの人の多さに閉口。広い滑走路前の駐機場(エプロンと言うらしい)に人・人・人。航空機撮影なんぞした事無いので勝手が分から、且つ撮影ポイントに適した場所さえ確保できればと思っていたのですが、それすらも怪しい事態に。「あ、そういえば」と、この手のイベントには皆勤賞と聞いていた会社のベテラン諸氏がいた事を思い出し、早速携帯にTEL。朝9から繰り広げられる他のショー目的に来ていたようで、「ここは比較的空いてるよ」とエプロン右脇の方に何とか撮影ポイントを確保する事ができました。

ブルーインパルス」。このような航空機に興味の無い方も一度は耳にした事あると思います。航空自衛隊の言わば「広報機」として基地周辺の地域住民のみならず、国民に対して広く理解と信頼を得るために、全国の航空ショーで活動しているアクロバット部隊です。

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あまりの速さに度肝を抜かれましたが、ジェット雲を均等に流しながらの一糸乱れぬ展示飛行は美しく、ずっと見てみたいと思うほど。しかし、ショーのプログラムを全く理解していないため、いきなり右から来たり、上から、左から・・と、会社のベテラン諸氏に指示されてようやく撮影できた次第です。今度臨む前々にDVDでも見て予習しておきます。このブログにいつもツッコミを入れてくださるカメラ小僧の憂鬱さん現地にいらしていたようです。私が撮影した写真を是非一刀両断してください。今後の参考にしたいので・・。(個人的には色相イジリ過ぎたかな?と反省)

ちなみに、当社の広告キャラクターとして登場してくださっている中野耕志プロのシャープでクリアな写真を撮るコツ」を後で読んでみたら、「テレコンは使わない事」とありました。ありゃ。私は300mm×1.4、それでも少し足りなくてシーンによってはちょっとだけトリミング(笑

さて、前置きはこれくらいでプリントネタにいきましょう。

今日は粒状感です。すでにこのブログで何度もPX-5Vの2plのインクサイズは青空で効く!と言ってきましたが、ここまでの青空は普段撮影する機会が無いので、仕上がりが楽しみでした。まずおさらいです。PX-5Vの場合、最小2plのインクサイズですが、全弾2plではありません。高精細の5760×1440dpiでも2pl-3pl-7plのMSDT(マルチサイズドットテクノロジー)が働き細かく処理しなくていい所(つまり人間の目で見えない程度のところ)は7plと大きめな粒を落とします。よって、写真の『この辺り』のポイントは2plだ!」と断言する事はできず、メーカーの人間でも知り得ない領域です。今まで2plで綺麗ですよ〜とだいぶ大雑把な事を言ってきましたが、2pl-3pl-7pl打ち分けで粒状感を無くし、トータルで階調が良くなるということをこれからは訴求していきたいと思います。ちょっと軌道修正で(汗

検証のプリントはこちら。sRGB(Epson基準色A4で出力したものをカラリオプリンターでスキャンしたものです。

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では結果。クリックしてご覧ください。

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一番顕著な違いが見られたのは翼の下の暗部でしたが、空全体を見渡しても5760×1440の最高精細のプリントは粒状ほとんど感じない好ましい結果となりました。普段は1440×1440でプリントしているだけに、「ほほ〜」と思うほど。けど客観的に見て、粒状感の少ないプリントが果たして「いいプリントか?」と問われると答えに窮します。のっぺりした感じにも見えてきてしまいます。

補足なぜか普段プリントしている1440×1440dpiではバンディング痕みたいなものちょっとだけ確認。この現象の原因は不明です。粒状感とは関係の無い話なので省略します。

思えば、インクジェットプリンターの歴史は粒状感との戦いでした。「お店のプリントと比べてつぶつぶ感が」多くの写真愛好家の皆さんに指摘されてきましたし、開発陣も粒状感を無くすために苦労を強いられました。カタログ上で「より小さい、少ない、またはより大きい」というスペック上の数字を追い求めるのではなく、実際に目で見てどうか?という事を意識し、これからも企画してきたいと思っています。

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