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2012年10月18日 | Posted by けんたむ

ビビッドマゼンタインクに熱視線。

こんにちは。けんたむです。

Dsc_4137_1_3 先日の3連休、土曜出勤となったため火曜日に代休を頂戴し、北海道まで足を伸ばして撮影を行なってきました。狙う日本最北の貨物「通称:たまねぎ列車」。文字通り、北見地方で収穫されたたまねぎを旭川で輸送する貨物列車で、夏〜冬の収穫期の間だけ毎日1往復しているのです。途中、石北峠、常紋峠といった北海道の中でも有数の急勾配アタックを余儀なくされるため、機関車も前だけでなく後ろにもつくという全国でも稀な運行形態となっており、私のような撮り鉄には人気の被写体です。

とはいえ、学生時代は足繁く通いましたがここ数年は他の被写体に浮気していたため、おおよそ10年ぶりの訪問です。撮影地の様子も山林伐採などで一変していると聞いていたので長年連れ添っている友人に同行をお願いしました。紅葉を期待して現地入りしたものの、残暑が長引いた為に森は夏の形相。それでも快晴の中をゆっくりと進む貨物列車は雄大で、満喫できました(左の画像)。

しかし、今回のメインは夜のバルブです。冬は荒天が続き、雪が舞い降る此の地ですが、秋の夜空は快晴であれば絶好の天体ショーと共に機関車を絡める事ができます。同行の志曰く「山間の20分停車する間、単線なので2本の列車と交換する時間があります。その明かりを利用すれば撮影可能」とのこと。ほほお。星空下で撮影できるとは運がいい、と勇み現地いりすると、もう一人の友人が・・。こんな誰も来ない峠の麓で再会するとは世の中の狭さを感じます。3人寄りそり、熊の襲来を恐れながら撮影に挑むことに

車のライトを消すと満天の星空。感動してる間もなく「星ってどうやって撮るんだっけ?」と不安が過ります。余談ですが、某カメラ雑誌の編集長と酒の場で「若い子が写真を始めるきっかけは、鉄か、星か、お姉さん」と聞いた事があります。そのうちの一つはある程度クリアした気はしますが、残る2つは未踏の世界。。星は今まで1回も撮影した事がありません。いくらフルサイズのカメラでもISO3200程度まで上げたとしてもノイズが目立ち始めますので、ISO500くらいに押さえることに。肝心の星は長時間露光して跡にするかそのまま写し止めるか迷いましたが、後者を選択。撮影のチャンスは20分の間に2回ありましたが、そのうち1回は失敗、残る1回は何とか成功していました。

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▲Lightroomで開いてみたら。。星がほとんどない(泣)

しかし家に帰ってLightroomで開いてみると「あれれれれれ?」星が少ないような・・。もっとあった気が。。そこで試しにレベル補正で明るさを+3段上げてみると信じられないくらい星が画面ギッシリに写っています。しかしそんなオーバー露出でプリントする事はできませんし、ノイズも同時に目立ちます。ノイズが気にならない程度に明るさを押さえ、空だけ少し青さをブラシ処理で加えて現像をスタート。こんな事がいとも簡単に出来るので、Lightroomは手放せないアイテムとなっています。

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▲Lightroomで星空のみ明るさと青さを調整。星がたくさん見えてきました(真っ暗闇の中で見ると見えやすいかもしれません)

今回の撮影で、改めて天体写真の難しさを改めて感じました。我々のようにお日様が出ている間に撮るとしては、フルサイズになってノイズが極端に減った事は嬉しい事実ですが、天体写真愛好家にとってはまだまだ高感度でのノイズが気になるレベルで、カメラの進歩を期待せざるを得ないのかなと。

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▲(左)普通に鑑賞したところ。(右)少し傾けてみたところ。このように反射で星見え方が変わるのが一目瞭然。しかしこの青色は美しい。ビビッドマゼンタインクにより前機種のPX-5500よりも青〜紫方向のガマットが拡大し、美しく再現されました。

そしてプリント。これまた結果に「あれれれ?」と。PX-5Vでは透明インク「グロスオプティマイザ」が無いため、蛍光灯のもとで鑑賞しても、反射の具合によってはノッペリした感じに。一方で少しプリントを傾けて鑑賞してみると星が綺麗に見えてきます。こういう時はPX-7Vだよな〜と初めて痛感します。といっても、とてもプライベートで2台のプリンターを買う事は出来ませんので(苦笑)これで我慢

しかし、PX-5Vならではの良さはなんと言ってもビビッドマゼンタ、ビビッドライトマゼンタの2つのインクが、夜空の群青色を見事に再現していることです。世の中に様々なインクジェットプリンターがリリースされていますが、この色だけはPX-5Vの専売特許と言っても過言ではないくらい。この深い青の色はPX-7Vに搭載されているブルーインクでの再現は難しく、ビビッドマゼンタの効用ならではです。今までのPX-5500では、おそらくこの深い青がやや緑色っぽい感じに(色相がねじれた感じに)仕上がっていたかと思います。こ1枚でPX-5Vを一気に減価償却に導くことができただけでも得したと思うばかりです。

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