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2012年07月23日 | Posted by けんたむ

用紙プロファイルでプリントしていますか?

こんにちは。けんたむです。

プロジェクターの商品担当に移ってから、ほとんど写真系イベントに参加する事も無くなってしまいましたが、アテンドして必ず聞かれる事といえば、「用紙プロファイルを使用したプリントの方が、メーカー推奨のドライバー補正(Epson基準色など)よりも発色が綺麗なんだよね?」という質問。

このブログでは、以前からプロファイルを使用したプリントをされる方には以下条件が必ず必要とお伝えしてまいりました。
① 基本的なカラーマネジメントを理解している
② モニターのキャリブレーションを取っていて、モニター通りの発色を期待する

◆カラーマネジメントを理解する。

まず、用紙プロファイルを当ててプリントする場合は、メーカー推奨のドライバー補正を使用せずにプリントしなければなりません。例えばPhotoshopでプリントする場合、まず赤色で囲んだ「カラー処理」を「プリンターによるカラー管理」ではなく「Photoshopによるカラー管理」を選択しなければなりません。

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▲「プリント画面」から赤色で囲った所を選択します。

「Photoshopによるカラー管理」を選択すると、用紙プロファイルが「だ〜っ」と出てきます。最近のプロセレクションプリンターには付属のドライバーCD-ROMをインストールするだけでOK。

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▲プロファイルがずらずらと。全て英字なので、どの用紙のプロファイルなのか分かりにくいと思います。一応、当社のwebサイトでフォローしておりますので、こちらをご覧ください。

用紙プロファイルを当てたので「じゃあプリントon!」ではダメ・・です。ドライバー設定画面で必ずオフ(色補正なし)にしてください。デフォルトはEpson基準色(sRGB)が設定されておりますが、このままプリントしてしまうと「ドライバーの補正+プロファイルの二重掛け」となってしまいますので、酷い発色でプリントされてしまいます。ここを間違って「変な色しか出力されない」というお話を聞きますのでご注意を。

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因みに最近発売されているPhotoshopは優秀で、プロファイルを選択した時点でドライバー補正が自動でOFFになっています。なので所謂「二重掛け」の心配がありません。

◆本題

さて、ここからが本題です。よくイベントでお話を聞く「用紙プロファイルを使用した発色が綺麗なんでしょ?」という質問に振り返りますが、用紙プロファイルはあくまで「その用紙が持つ発色傾向に最大限マッチングするようにコントロールするだけ」のことで、決して色鮮やかに演色するということではありませんのでご注意ください。そして重要なのがモニターのキャリブレーション。ドライバーの色補正というのはモニター上でレタッチしたとしても更に「期待色」として補正されます。これはsRGBでもAdobe RGBでも一緒です。モニターをキャリブレーションした環境で、レタッチした画像がさらに色補正される事無くそのまんまプリントされる時のみ用紙プロファイルの使用は有効なのです。でもって、私はモ二ターのキャリブレーションをしても思い通りに色が合致する事が無いので、プロファイルを使ってプリントする事は無いのですが(笑)

因みにEpsonのドライバー色補正(sRGB、Adobe RGB)は原画になるべく忠実に演色されるようコントロールされております。この色補正は特にプロが業務で使用するPX−5Vのようなナチュラルな発色傾向のプリンターには絶対に必要で、他社プリンターと一線を画す所と自負しております(たまには褒めてますよ>設計陣の皆さん、笑)。

◆参考画像でも

スキャンした画像では分かりにくいかもしれませんが、プロファイル使用時の写真の方がやや抑えめな発色になっています。

Epson004

▲用紙プロファイル(写真用紙 光沢)使用時

Epson005

▲ドライバー補正(Epson基準色 sRGB)

 

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