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« プロセレブログは5年目を迎えます | メイン | エプソンフォトグランプリ 審査会の様子 »

2012年03月06日 | Posted by けんたむ

プリンターの画質進化についてちょっと思ってる事

こんにちは。けんたむです。

◆ブログ開設5年目に

フクくんからのご報告の通り、このブログも開設から5年目を迎える事ができました。開設当時、上司のSさんからは「プロセレクションという時点でマニアックなファンしか来ない。そんなに盛り上がらんよ。けど一日の読者5人でもいいからその人たちを大事にして励め(笑)」と言わましたが、まさにその通り、このブログに気づいてくれる読者はごく僅かでした(泣)その後PX−5600のブロガー発表会を経て定期的に訪れる方が増えてきた感があります。本当に有り難いことです。

◆「それいけ!写真隊」も5年目

ブログ開設とほぼ時を同じくして開始したのが「それいけ!写真隊」による全国訪問イベント。これまた最初の開催地の仙台は30人ちょっとという集客でした(費用対効果には一般的に集客数が物差しとなりますが、この結果はマジで笑えない^^;)それでも、マスターとKさんのお笑い?レタッチ講座に笑ってくれた人たちが居たのがせめてもの救い。旧来のレタッチセミナーではPhotoshopやドライバーの設定画面を見ながら淡々と説明するのが常でしたので。帰りの仙台駅の反省会では、まるさんが「2人の掛け合いが面白かった!もっと告知を強化して改善していこう」と前向きに解散できました。

◆2つの活動に共通すること

それは「ニッチであること」これに尽きます。商品もマニアック、我々が行なう活動もマニアック。マニアックだからこそ、皆さんの写真に対する愛情と深くリンク出来たのが幸いしました。家庭用のカラリオではこれができません。この2つの活動と写真家への個別アプローチ、PX−5600のユーザーアンケート収集などを通じて問題点を定性化し、声を拾ってくれたのが企画設計リーダーの大川センパイでして、PX−5Vの開発に進みます。

なので、今思えばこの2つの活動はプロセレクション機種を作るにあたって本当に大事なことなんですよね。ブログを持っている方は是非ご自身の意見や感想を記事にしてくださいませ。それと「それいけ!写真隊」のイベントにも是非お越しいただき、意見を交換したいなあと。

◆それでもってPX−5V発売から1年経ちましたが・・

私もユーザーの一人ですが、概ね満足しています。PX−5500でプリントした以前のアルバムを時折見返すのですが「ああ、5Vでプリント仕直したいなあ〜〜」という思いが強まるくらい。次機種では画質がこれ以上よくなるのか?というほどで、社員のくせに想像がつきません。

前作のPX−5600発売が2008年6月。この頃からにわかに開発がスタートしたわけですが、兎にも角にも5Vで達成すべきポイントは4つありました。

・フォトブラックとマットブラックの同時装填

・インク容量アップ

・ファインアート紙の給紙精度向上

それと、何と言ってもプロセレクション機種の命題である「画質アップ」です。PX−5600からの画質アップについては、カメラ雑誌やブログなどのレビュー記事を読んでいてもあまり語られていませんね。私も青空における2plの効果を声高に謳っているのも空しくなってきました^^;PX−5600でそれだけ完成した画質だったということでしょうか。確かにPX−5600では「5500で見られたような黄ばみが無い。ナチュラルな発色」と画質について大変ありがたい評価を頂いてましたし。しかし、PX−5Vの次をどうするか・・。大変悩ましい問題です。

たまに、企画設計の担当者から「プリントの画質は今後どうなるといい?」と聞かれて、答えに窮する事があります。やはり銀塩写真である意味完成されたプリントを見ていて、その後インクジェットプリントが出て、自分自身でレタッチしてコントロール可能になった、多くのメディアに自由に出力する事ができた、という「自由」については銀塩以上のパフォーマンスをもたらした気はします。画質についても勿論、暗部の階調が良くなったとか、色転びが少なくなったなど、ここ数年目を見張るものがありますが、「これ以上の画質向上ってどんな世界に行くの?」と聞かれると情けない事に想像がつきません。。

一方で、他のカメラメーカーさんのデジイチを俯瞰してみます。ニコンさんはこのほど3600万画素のD800をリリースされ、多くのカメラユーザーのハートを掴んでいるようです。D800はニコンさんのダイレクトショップで20万円代と聞きますし、これだけの高画素デジタル一眼レフカメラが市場を席巻するとなると、我々としても「是非A3に伸ばしても揺るぎない画質を実感してください」と言うことになるでしょう(まだ画質の評価はしていませんが)。

デジイチの画質がグイグイとアップし続ける中、写真本来の画質向上はここまでなのか、いや、更なる高みを目指してもういっちょ這い上がるべきなのか、期待と不安が折り重なる2月を終えて3月突入でーす。


※もしブログをお持ちの方がおられましたら、画質進化についてどんな小さな意見でも構いませんのでトラックバックでご意見いただけると嬉しいです。

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