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2012年02月06日 | Posted by けんたむ

フォトストレージビューアーの思い出

けんたむです。こんにちは。

1「思い出?終わったの?」と知らない方も多いかと思いますが、当社は2003年から続けてまいりましたフォトストレージビューアーを昨年末に販売終了いたしました。結論から申し上げると、時代の流れでしょうか。

2003年当時、市場にはデジタル一眼レフがようやく登場した頃で、ニコンさんのD100でもまだ30万近くで販売されていて高嶺の花でした。その頃はまだまだフィルム一眼が写真愛好家たちの主力機種だったことは間違いありません。そんな私も入社当時は銀塩至上主義で、エプソンに入社してもデジタルに懐疑的な見方をしていて、新人のクセしてなに考えてんだコイツ扱いされていたのが昨日のように思い出されます(笑)

そのような中、キヤノンさんからEOS Kiss Digitalが実売10万円を切る破格で発売され、続いてニコンさんがD70で猛追し、デジタル一眼レフ市場の幕開けとなります。当社は10GBのフォトストレージP-1000を発売していたものの、容量不足、表示速度が遅い、バックアップスピードが遅い、極めつけはインターフェイスがUSB1.1だったのでPCへのデータ移行に猛烈な時間を要することが受け入れられず販売は不振でした。

しかし04年から一気にデジタル一眼レフ市場が待ったなしで盛り上がりを見せることは間違いなく、次の商品化を進める必要がありました。しかしまだエントリー~中級機がやっと各社から出揃った頃で、まだまだ多くの写真愛好家はフィルム一眼をメイン機種に、サブにデジタル一眼というスタイル。そんな中、キヤノンさんのEOS-1D MarkⅡの登場は私たちも衝撃を受けました。820万画素CMOSと、今の時代から考えるとスペック的には低いですが、A4プリントまで引き伸ばしても揺るがないピントの芯に「ほえ~~」とため息がでるほど(笑)これはデジタル一眼レフの完全な夜明けとなると確信し、次の商品は来たる大画素時代に対応した機能を盛り込み開発を進めます。

P2000そこで登場したのが40GBを搭載したP-2000(左写真)。P-1000の不満点をことごとく潰して格段のスペックアップを図った結果大変なヒットとなり、翌年以降もP-4000、5000とHDDの容量アップはもちろんのこと、表示スピードやバックアップスピード、UIの改善などを図り、売れ続けました。

ところで、ストレージビューアーを使う利点は凄くシンプルでした。
①メモリーカードが高い(1GBのCFやSDカードが04年当時は2万円近くしていた)ので、カード買い増しよりもストレージビューアーを買ってバックアップしたほうがお得。
②デジタル一眼の液晶モニターは高精細化に程遠く、鑑賞に全く適していなかった。

この2点です。逆に言えばこの2点さえ解消されれば、フォトストレージビューアーの存在は極めて危ういものと
なります。

08年に発売したP-7000ではクルマの中でも充電できるアダプターを同梱し、更にはレタッチ機能も搭載して写真愛好家の心を掴もうとしましたが、メモリーカードの価格下落が予想以上に進んだことと、デジタル一眼レフの液晶モニターの高精細化が一気に進み、前述の魅力ポイントが薄れ始めたことで、販売数が徐々に下落します。

そのような中、このブログに以前登場してもらったこともある企画設計の松田さんと挽回策を講じることになり、カメラとUSBケーブルで繫いでシームレスにデータ保存ができるなどのファームアップを実施してきました。この機能はhanchan jpさんなどの意見を参考にさせていただき実現したもので、プロにはある一定の需要があったと思います。しかしながら04年当時の勢いを戻すことが出来ず、昨年販売終了となりました・・。

今週木曜日からCP+。このイベントではいつもフォトストレージコーナーに多くの方にお越しいただき、昼ごはんを食べる暇なく対応していたことが懐かしく思い出されます。なんとなく感傷的な?エントリーとなってしまいました・・が、(笑)そのCP+はシースルーモバイルビューアー「MOVERIO BT-100」コーナーで初日のみアテンドする予定です。


是非お声掛けくださいね~。

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