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2012年01月20日 | Posted by ギャラジー

石渡知子写真展 ゴング鳴る!

こんにちは。ギャラジーです。
今年初めての投稿ですが、今日は東京も初雪が訪れ寒い。
そんな中、石渡(いしわた)知子さんの写真展「菊池奈々子 元WBC世界チャンピオン女子ボクサーの軌跡」がエプサイトギャラリーで始まりました。

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▲正面には迫力のある作品が配されていますが、練習風景、試合前の緊張感など緩急をつけた見せ方になっています。

この展覧会はエプサイトの「スポットライト」に採り上げられたもので、その選考理由にも「撮影者が被写体の菊池さんを尊敬していて、彼女を見たい、彼女に近づきたいという反応がそのまま写真に出ている。しかし被写体と馴れ合っているわけでもなく、ちょうど良い距離感で撮っていて、人を追いかける、ということの基本的な面白さが写っている。」と記されています。
最初にギャラリーの正面に立つと、祝花がたくさん届いていて、そのいくつかは「菊池奈々子さんへ」とあって、最初菊池奈々子さんの展覧会なのかと錯覚してしまったほどです。写真展案内のDMのタイトル文字も菊池奈々子の名前が石渡知子より倍もデカイ。写真展内の作家のコメントもボクサー菊池さんのことが面々と綴られています。
写真の機能が伝達であり、ドキュメントという言葉の意味の多くが記録であるとすれば撮影者は限りなく暗幕の影にあり、あらゆる角度から対照を描き出そうとしています。しかし石渡さんの目線と神経は被写体への息遣い、テーマへの執着というメッセージとしてしっかり現れています。

そもそも菊池さんも写真を撮っていて、知り合いでしたが石渡さんとの違いは菊池さんは撮影しながら「私だったらこうアプローチするのに」といったボクシングそのものへののめり込みから世界チャンピオンへの路を辿ります。そして石渡さんはその菊池さんと海外遠征まで含めて行動を共にすることになります。

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▲初日の石渡さんは和服で登場。お隣が菊池さん。満面の笑顔ですがお二人ともパワーの塊なのです。

さてプリントですが、動きのある被写体と決定的瞬間を捉えるスポーツ写真を展覧会として見せるのは過酷なものがあります。引いた写真、汗がかかるほど寄って捉えたカットなど実際の試合以上に見る側に訴える工夫も凝らしています。このあたりは先日スポーツフォトの第一人者であり、エプソンのプリンターPX-5Vの広告にも登場いただいた水谷章人さんにお話を伺う機会がありました。「スポーツ写真もデジタルの時代になって変わってきたね。アナログの時代は二度とないチャンスを撮れてなかったりしたら大変だからどうしてもしっかり押さえる写真になりがちだけどデジタルは違う。今の若いカメラマンは昔なら考えられないようなスポーツ写真を撮るけど、オレだって経験は豊富だからね。まだまだ負けずに新しいスポーツ写真にチャレンジしてるよ。」そうした見方で見ていくと石渡さんがボクシングを通して一人の人間像を描いていくドラマが見えてきます。
試合中の行き詰るシーンが思い切りよく大判プリントで会場正面に構えていて思わず引き込まれます。
外の気温は下がり気味ですがぜひこの厚い写真展に足をお運びください。
なお、この展覧会のインタビュー記事がデジカメWatchに掲載される予定ですので、こちらもぜひご覧ください。

石渡知子写真展 「菊池奈々子 元WBC世界チャンピオン女子ボクサーの軌跡」
2012年1月20日(金)~2月2日(木)
10:30~18:00(最終日は15:00まで)
日曜日休館 入場無料
エプソンイメージングギャラリーエプサイト

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