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2011年12月02日 | Posted by ギャラジー

フレスコジクレー追記と関根健太郎写真展

こんにちは。ギャラジーです。
フクが書いている竹内敏信さんのオープニングには私もお邪魔していました。
沸き立つような音が聞こえそうな瀑布や、静謐な中に息吹を感じさせる樹木の群がりはフクのレポートから伝わってきますので、ここではいらしていた方々のコメントやフレスコジクレーについて触れてみます。
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会場での写真家さんや写真界の先輩たちのコメントを拾ってみると、「思いのほかコントラストがあり、特に竹内さんの作品で言うと山や森林の奥深さに驚いた。」「テクスチャーがなんともいえない味わいを作っているね。こういう作品は額装にガラスなど入れたくないね。竹内さんの作品も潔く断ち落としにしているところがいい。」
ここでフレスコジクレーとトクヤマさんという会社について少し触れます。
株式会社トクヤマさんという会社は言ってみればセメントとか建材とか或いは化学品とかがご専門。いわゆるコンシューマ品を扱う会社ではありません。
そんな会社がエプソンの顔料系フォトインクジェットプリンターでこれまでにない細密性と自然な奥行き感/立体感を表現し、さらに保存性を両立させました。
保存性についてはトクヤマさんのホームページに詳しく紹介されていますが、「未硬化状態の漆喰がメディアの表面を被い、そこに顔料インクが噴霧され、空気中の炭酸ガスと反応して硬化する」とあります。つまりプリントの表面はインクを包含して硬化しているために、結果として紫外線などによる劣化が防げるというものです。このことは当然インクが噴霧される際の水分とも関係していますから、現象としてはプリンターから出力された直後と、少し時間を置いてからの「見え」の変化とも関係し、実際に出力してみると染料プリンターほどではありませんが、プリントの上がりを確認するときにちょっとした「間」が求められるようです。
さて、会場の方のお話をもう少し拾ってみましょう。
Dsc_2344_2
当日会場でお会いした写真ギャラリーの大先輩のMさんは「日本写真学会の発表でも聞いて興味を持っていたよ。今後のアーカイブとしてしっかりした保存性に注目していたけど、表現力もなかなかだね。」とのコメントでした。
確かに何人かのベテランの写真家の方がフレスコジクレーで作品づくりを始めており、ある方はメディアが持つテクスチャーと鮮明なコントラストとの調和が印象的とおっしゃり、またある方は保存性の高さと表現力、テクノロジーとしての新規性という3つを捉えて、作家がひとつの独立した作品として自信を持って流通に供せられるものと評価されていました。
閑話休題。
12月2日からエプサイトギャラリーでは関根健太郎写真展「アジア犬の宇宙」が始まりました。
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実は展覧会の推進は担当者に任せているのですが、設営日になんとも眠そうな犬が顔をこすっている姿を見て、「まてよ?これはデジャブでは?」と首をひねりました。それもそのはず、この写真は昨年の日本写真家協会展の金賞を受賞、チラシやポスターで見慣れたものだったのです。しかも、関根さんは2009年にはエプソンのフォトグランプリで「ラージエプソン賞」も獲得していたのです。いやはや、灯台下暗し。
エプソンフォトグランプリの受賞作品ではタイの正月に行われる水掛祭りを捉えていますが、飛び散る水しぶきが生き生きと描かれ、正月の祝い方でも気候風土の違いをつくづく感じました。
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関根さんは仕事では旅関係の取材が多いそうですが、その土地の切り取り方には独特のまなざしがあります。今回の展覧会でもかわいい犬に目が行きますが、よく見ると犬を取り囲む情景に訪れた4カ国(インド、ラオス、タイ、スリランカ)のそれぞれの味わいがにじみ出ています。5年をかけて撮りためた中から選ばれた犬たち、いや作品たちをぜひご覧ください。

関根健太郎写真展 アジア犬の宇宙
2011年12月2日(金)~12月15日(木) 日曜日休館
10:30~18:00(最終日は15:00まで) 入場無料
エプソンイメージングギャラリー エプサイト

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