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2010年08月09日 | Posted by ギャラジー

「エプサイト・プライベートラボ」を使い倒すアート写真作家、その名は杉浦慶太!

こんにちは、ギャラジーです。
今回は、新宿の
エプサイトギャラリーにあるレンタルラボスペースプライベートラボのヘヴィ・ユーザーである、写真家・杉浦慶太さんをご紹介します。
杉浦さんは1980年岡山県津山市出身。EPSONの顔料インクジェットプリンタK3シリーズの黒のしまりと、プレミアムマット紙の質感を生かした、独特な味わい深い作品を制作している新進気鋭作家のお一人です。

Photo

▲©SUGIURA,Keita「惑星」連作より。水銀灯によって際立つ圧倒的な暗闇の量感・質感が素晴らしい

Darkforest

▲©SUGIURA,Keita 森DarkForestより。視線が写真を突き抜けて奥へ奥へと入ってく深み、重たい空気感は、是非オリジナルプリントで見て欲しい。

>作風からしますと、撮影はフィルムですか?
杉浦:リンホフ製の4×5判で撮影しています。シャッターを空けている時間は、だいたい30秒くらいです。プリントは、2008年に
GEISAIに応募し賞を頂いた時から、ずっとインクジェットです。印画紙には無いマット紙の質感と黒が、とにかく良かったですね。

>岡山在住でありながら、新宿のエプサイトを何回もご利用いただけて嬉しいいですし、正直ビックリもしています。
杉浦:東京のギャラリーの方から聞いたんです、自分でプリントできる施設があることを。プロラボに出すとお金と時間も掛かるし、こういうふうに仕上げたいという自分の想いを100%伝えることは不可能なので、何とかならないかなといつも思っていました。プライベートラボは、機材や照明などの制作環境がとても使い易く、重宝させていただいています。欲を言えば、もう少し部屋が広いと嬉しいですね、僕はかなり大きなサイズでプリントしますので。

>プリント作品の販売を中心に生活が成り立っているのですか?
杉浦:そうです。といっても、自分は田舎に住んでいるのでそれが辛うじて可能だということですね。東京は家賃を含め物価が高いので、東京在住のプロの方は大変だと思います。作品を購入してくれるのは外国の方が多いのですが、日本人でも40歳代くらいの方は結構買ってくれますね。
海外で評価いただいている点は、ひとつはマット紙からくるやわらかい絵画的な印象があること、それと僕の写真のように真っ黒だったり真っ白に近かったりなど、単調で繊細な表現に日本らしさを見出してくれているようです。

>EPSONのプリンターに対して、何か要望はありますか?
杉浦:マット紙のプリントは、素晴らしさとデリケートさが背中合わせなので、取り扱いには神経を使いますね。でも、表面をコーティングしてしまってはこの良さが出ないのは判っているので、とにかく大切に扱ってますよ。

杉浦さんの直近の活動予定は、9月4日から「岡山県奈義町現代美術館」での出展、同じく9月18日からBIWAOビエンナーレ2010への出展が予定されているそうです。
今回、杉浦さんと話をしてみて、まだ少年っぽさを残した表情の奥に「重さと軽さ」「鋭利と弛緩」「したたかさと無鉄砲」といった相反するものが渾然と存在し、次の瞬間には何が顔を出してくるのか判らないような、そんな不思議で妖しい魅力を感じました。久々に、心がざわざわする作家だと思います。

Photo_2

▲プライベートラボでプリント制作中の杉浦慶太さん。9月に2つの展覧会があり、その後は撮影に没頭したいそうです。

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