カレンダー

« 2017年11月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
RSS FEED

« エプサイト 津田隆志写真展 「mirror / river」 | メイン

2017年11月09日 | Posted by ギャラリーチーム

エプサイト 高木あつ子写真展 「片品村のカヲルさん」

みなさんこんにちは 秋ですね~ 食べ物もお酒もおいしい季節で止まらないですね~♪

さて、エプサイトではただいま高木あつ子さんの写真展「片品村のカヲルさん」を開催中です。 

_mg_0320x▲展覧会のメインビジュアル。カヲルさんは御年90歳。群馬県片品村で生まれ、この地で炭焼きの仕事をして暮らしています。この展覧会は高木さんが10年近くの歳月の中で触れ合い、感じてきた「カヲルさんの世界」をカタチにしたものです。

高木さんはフリーランスのフォトグラファーとして活躍されています。webサイトを拝見すると郷土のお料理や暮らしに関わるものも、また自然の中で働く人々を取り上げたものが多く、誠実であたたかな写真がたくさん目に飛び込んできます。

 

高木さん:仕事で農業関連の雑誌に携わっています。日本全国のいわゆる「農山村」に出向くと、カヲルさんに限らず、本当にすごい人がいっぱいいます。 風土の中で生まれ自然の中で知恵を得て、仕事をし、生活をする。取材に行くたびにいつも「自分たちは何も知らないんだ」という気持ちになります。

 

高木さんが、カヲルさんと出会われたきっかけをお聞きしました。

 

高木さん:片品村に移住した友人がいます。彼女は炭を使ったアクセサリーを作っているのですが、「炭焼きの仕事をしていて、麹と味噌も作っている、面白いおばあちゃんがいるよ!」と教えてくたのです。各地の農山村をまわる中、おばあちゃん達の世代は戦前から戦後を通して生きてきた最後の世代だと感じていて、その人たちの技を記録しておきたいという思いがありました。

ギャラリーには高木さんが写真に収めたカヲルさんの8年間が凝縮しています。 炭切りの仕事の他に、春には麹を仕込んで味噌造りを始め、夏には家庭菜園。巡る季節に寄り添いながら仕事をし、生活を営むカヲルさん。時には仲間のおばあちゃん達とラーメンを食べにいったり、、、 いきいきと、その姿が写真から立ち上ってきます。

 高木さんが、カヲルさんに惹かれたポイントについてお聞きすると、「優等生なおばあちゃんでないところ!」との言葉が返ってきました。

 

高木さん:カヲルさんを見ていたら、もっと肩の力を抜いて向きあっていていいんだ、完璧じゃなくていいんだ!と思いました。

高木さんには23歳、19歳、12歳の3人のお子様がいらっしゃいます。

 

高木さん:だからこそ、女の人の生き方に興味があります。 自分も仕事をして子育てして、もう日々いっぱいいっぱいで色々と悩むこともあります。

でも、おばあちゃん達を見ていると、自然とそんな悩みを解決できるんです。あーそうなんだよなあーと。 おばあちゃん達に自分の悩みをずばりを聞いたことはないんですが、その姿を見ていてるだけで勝手にそう感じてしまうのです。

 

お話をうかがって、この作品は高木さんだからこそ撮ることが出来た作品だとあらためて実感しました。「完璧でないけど、日々暮らしの中で繰り返すことで培っていくもの。その大きさに心を動かされる」と言う高木さん。作品を拝見していていると、働くこと、生活を積み重ねることの尊さが胸に沁みるようです。 世のおばあちゃん達は偉大です!

ちなみにギャラリー内にはこんなものも設置されております! 高木さんが撮影で携わる雑誌「うかたま」に連載中、その名も「カヲル婆さんのいーからかん人生相談」!! カヲルさんのおおらかなお人柄がしのばれるような内容で、必見です!

Photo▲「いーからかん」とは片品の方言で「いいかげんな」という意味だそうです。読者の悩みに対し、カヲルさんのおおらか且つ、真理をついた回答にタジタジ。 「美人はみんな胸元を出してる。(カヲル)」!!! カヲルさんのファンにならずにはいられません!

話は変わって、高木さんに作品をプリントにし、写真展という形で発表することについて、お聞きしました。

高木さん:デジタルとwebの時代だからこそ、プリントを見ていただく写真展に意味があると思っています。

ギャラリーの空間を自分の好きな写真で埋めていいし、プリントのサイズも自分の思うままに出来ます。作品によって、いろんな表現、空間にできるのがいいですよね。

写真は2次元の表現で、いつも現場では「この空間を丸ごと閉じ込めたいのに!」と、悩ましかったのですが、写真展は2次元以上の表現ができると思っています。

Photo_2▲ギャラリー内で高木あつ子さん(左)と一緒に畏れ多くも記念撮影させていただきました。ギャラリー両端に置かれた炭はまさにカヲルさんの家にて焼かれたものです。 カヲルさんも高木さんも、仕事をしながら、暮らしを紡ぐ女性として、本当に眩しいです。

ようやく最近子育ても落ち着いてきたという高木さん。 少し余裕も出てきて、今は「
もっともっと写真を撮りたいし、いっぱい出したい!」というモードに入っているそうです。 これからのご活躍がますます楽しみです。

ギャラリーで、カヲルさんと高木さんの世界にどうぞ触れてみてください。 
高木さんの写真展は11/16(木)まで。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

(オギー)

エプサイト 高木あつ子写真展 「片品村のカヲルさん」

 

高木あつ子さんWebサイト
https://www.atsukotakagiphoto.com/

 

 

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/311439/34091875
<トラックバック時のご注意、必ずお読みください>
○トラックバック送信を行うと同時に、トラックバック先であるエプソンプロセレクションブログの記事へのリンクを本文に挿入してください。トラックバック先へのリンクがない記事の場合、セキュリティ機能によりトラックバックが受け付けられない場合がございます。
○トラックバックの反映に時間を要する場合がございます。

○公序良俗に反するブログのトラックバックについては削除させていただくことがございます。

このページへのトラックバック一覧 エプサイト 高木あつ子写真展 「片品村のカヲルさん」:

最新のトラックバック

トラックバック一覧