カレンダー

« 2017年11月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
RSS FEED

« ブックやポートフォリオに求められるもの | メイン | 夏空のレイアウト »

2015年08月21日 | Posted by ギャラリーチーム

エプサイトギャラリー・阪口正太郎写真展「かくれてないで、でてきなさい」

愛らしくも逞しいカエルたちの姿と鳴き声に満ち満ちたギャラリー空間は、ガラリと姿を変えました。
とくに今回は、照明器具も変えましたので、その変化は劇的といってよいでしょう。

こんにちは、ギャラリーチームです。

今回ご紹介する写真展は、現役バリバリのアートディレクター・クリエイティブディレクターとしても活躍されている阪口正太郎さんの個展です。

先程、照明器具を変えたと言いましたが、ここエプサイトギャラリーでは何年ぶりかの蛍光灯です。
なぜ、蛍光灯にしたのかと言うと、答えはいたってシンプル、今回の作品に合っているからです。
Dsc_0197照明用の配線ダクトに蛍光灯を取り付けるフレームマンさん。ちゃんと点灯したので一安心でした。

阪口さんの被写体は、基本的には拾ってきたゴミです。
それらを太陽光の下に置いてみると、何とも予想外な影の形が表れ、その物の持つ別の貌が垣間見えるそうです。
そこに、阪口さん持ち前のデザイン力を駆使し、鉛筆やペンでのドローイングを加えると、キリっと実体が立ち上がってくるから不思議です。
物体に光を当てると全く違う形の影が浮かび上がる、という手法は、グラフィックデザイナー・福田繁雄さんの作品を思わせますが、阪口さんの場合は、もっと即興性を重視した感性の閃きを感じさせます。
主に白バックで撮影された42点の作品は、どれも軽やかでユーモラスで楽しいものばかり。
スポットライトで陰影を付けるより、フラットな蛍光灯下で見せることは大正解だと思います。

展示の軽やかさに拍車をかけているのは、プリントを裏打ちせずに直接マグネットで留めていること。
あらゆる写真作品に合う手法ではないと思いますが、今回は殊の外マッチしているような気がします。
Dscf1375直径10mmと12mmの強力マグネットを使い分けて作品は展示されています。えっ?、何故マグネットが効くのかですって?実は、エプサイトギャラリーの壁面には鉄板が仕込まれているからなんです。例えば額装した作品でも、マグネットを使った特殊なフックを使うことで、釘を打たずに展示が出来るのです。密かな自慢のひとつなんですよ。

阪口さん「普段、広告や編集の仕事をしているので、仕事の最終的な形は雑誌・書籍・ポスターなど印刷物になります。写真の場合も同じで、プリントして手に取れる形になったものでないと最終的な形とは考えられないですね。
このシリーズは、今回展示出来たのでこれで一区切り、という気がしています。せっかくなので、BOOKにまとめることも考えたいですね。今後は、もう少し作品の幅を広げて、写真と絵画との狭間を狙っていきたいと思っています」

さて、阪口さんの設営の様子です。
Dsc_0208さすがクリエイティブディレクター、展示位置の指示は的確そのもの。一番右側が阪口さんです。
Dsc_0222あれあれ、我慢出来ずに自分でやりだしちゃいました。居るんですよね、このように現場に強いディレクターが。
Dscf1378楽しそうにキャプションを、やっぱり自ら貼る阪口さん。時間は少し掛かりましたが、楽しい設営でした。

魔法使いではありませんが、見えなかったものを、ちょちょっと手を加えるだけで見える形にしてしまう。
皆さんも、そんな阪口ワールドに翻弄されてみませんか。

まだまだ暑い季節、ギャラリー冷やしてお待ちしています。
(ギャラックマ)


阪口正太郎写真展「かくれてないで、でてきなさい」の詳細はコチラ
 

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/311439/33517579
<トラックバック時のご注意、必ずお読みください>
○トラックバック送信を行うと同時に、トラックバック先であるエプソンプロセレクションブログの記事へのリンクを本文に挿入してください。トラックバック先へのリンクがない記事の場合、セキュリティ機能によりトラックバックが受け付けられない場合がございます。
○トラックバックの反映に時間を要する場合がございます。

○公序良俗に反するブログのトラックバックについては削除させていただくことがございます。

このページへのトラックバック一覧 エプサイトギャラリー・阪口正太郎写真展「かくれてないで、でてきなさい」:

最新のトラックバック

トラックバック一覧