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2015年07月24日 | Posted by ギャラリーチーム

エプサイトギャラリー・矢内靖史写真展「かえるふくしま」

皆さんが、暑い暑いと仰られるので、冒頭のご挨拶はどうしたものかと考えましたが、やはりこれしかありませんね。

"エプサイトの夏、日本の夏"
"(カエルの)写真展、はじめました"
"ギャラリー、冷えてます"

こんにちは、ギャラリーチームです。
今回ご紹介するのは、エプサイトが「スポットライト」対象展として自信を持ってお薦めする、矢内靖史さんの個展「かえるふくしま」です。

矢内さんは、福島県生まれ。
福島民友新聞社のカメラマンとして、報道の第一線で活動してきました。
ところが、2011年の震災で、仕事は一変した言います。

矢内さん「原発関連や被災地の取材も続けていますが、次第に落ち着いてくると、ほかの生き物のことも気になるようになりました。被害を受けたのは人間だけではないと。同時に、仕事の報道写真だけで福島の今を伝えることができるのかと悩みました。だからこそ、個人的な視点でも撮影したくなりました」(矢内さんのインタビュー記事/エプサイト会報誌第40号より)

福島の実状をストレートに伝える写真を膨大に見ることの出来る現在、矢内さんは仕事においてはその当事者の一人として関わっていますが、写真作家としては小さなカエルに想いを託し、現地で逞しく生きる姿を追いました。
今回の写真展のメインビジュアルであり、DMはもちろん、ギャラリー外側のガラスウィンドウ面、ギャラリー内の最初の展示作品としても登場する写真には、心が痛みます。
青色の背景は、除染した土を入れる
フレコンパックなのです。
その事実を矢内さんから聞かされた際の動揺は、いまだに鮮明です。
しかしながら、フレコンパックに軽々とつかまりじっとしている様子は、いつものカエルらしいカエルです。
その横顔の、まるで悟りの境地といった風情は、実に様々なことを観る者に語りかけてきます。

矢内さんは、今回のシリーズの個展で、特別な社会的メッセージを発信したい訳ではないと語ります。
カエルたちの存在を通して、「帰る福島」「よみがえる福島」「変える福島」を感じて欲しい。
一見遠慮がちな
その想いと表現は、しかし、矢内靖史さんの作家性が遺憾なく発揮された、極めて優れた創作活動であると思います。

冒頭にも書きましたが、猛暑の続くこの夏、快適なギャラリー空間でカエルたちに囲まれ、ゆったりと過ごしていただくことを心からお勧めします。
カエルたちからのメッセージも、心地よく聴こえてくるはずです。
Dscf1177カエルたちと一緒の矢内さん。週末を中心に在廊してくださる予定です。

皆さまのお越しをお待ちしています。
エプサイトに辿り着く前に熱中症になりませんよう、充分にお気を付けください。
(ギャラックマ)


矢内靖史写真展「かえるふくしま」の詳細はコチラ
矢内靖史さんのインタビュー記事(スポットライト対象展)はコチラ
スポットライト制度の詳細はコチラ

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