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2015年06月19日 | Posted by ギャラリーチーム

エプサイトギャラリー・渡部さとる写真展「traverse 1990-2015」

渡部さとるさんは、自ら主宰する「ワークショップ2B」の一環として、参加者を引率して以前からエプサイトギャラリーをよく訪れてくれていました。
「ギャラリーの作品募集に応募するなら、あのギャラリーか、こっちのギャラリーが良いよ」と、渡部さんが仰っている中にエプサイトギャラリーが入っているという証言もあり、とても光栄に思っていました。

今回の写真展は、エプサイトが満を持して渡部さんをお迎えして作り上げた自慢の写真展です。
このブログを書く指先も、嬉しくてどんどん走ってしまいそうですが、ここは渡部さんを見習って、しばし落ち着いてご紹介したいと思います。

こんにちは、ギャラリーチームです。

写真展タイトルのtraverse(トラヴァース)には、横切る・あちこち歩く・ジグザグに進む、というような意味があります。渡部さんが生まれ育った米沢、移り住んだ東京、アジアを中心に訪れた海外、振り返るとこの三地点を行ったり来たりしながら写真作家活動を継続してこられたのですね。
traverseは写真集として2007年に刊行されていますが、今回の写真展では、さらに今年撮影された作品までも入れた中からセレクトされ、まさにこの25年間の渡部さんのtraverseの記録・記憶の集大成と言える内容になっています。

Dsc_0177

事前打合せの中で、プリントの展示位置・順序を熟考中の渡部さん。今回の展示作品の総数は何と111点と、エプサイトギャラリーにおける記録更新です。その分、展示構成が勝負になりますので、気の抜けない重要なプロセスなのです。

設営を終えた渡部さんにうかがったところ、
渡部さん「最初のイメージ通りの上りで、とても嬉しいです。traverseとして展示をしてみたいと以前から思っていたので、今回は本当に良い機会だったと思います。この点数、たくさんのシリーズからのセレクト、バリエーションを付けたプリントサイズと用紙・・・、こんなことはめったに出来ませんよ。
ギャラリー内のすべてのプリントに使ったエプソンのSC-PX3Vは、最初からピタッと自分の色を再現してくれたので、まったくストレスは感じませんでした。進化してますね」
と仰っていただきました。
Dscf0779展示設営が総て終了し、さとるスマイルを見せてくれた渡部さん。この方が喜んでいらっしゃると、何故こちらまで嬉しくなるのでしょうか。

会期中の平日はほぼ在廊すると約束してくれた渡部さん。
皆さん、是非渡部さんに会いに、プリントを観にいらしてください。
なお、6/20(土)18:00からは、渡部さとるさんが自ら作品を語るギャラリートークを開催します。
いつもは18:00閉館のエプサイトがお贈りするナイトイベント、是非奮ってご参加ください。

最後に。
渡部さとるさんと言えば冒頭にも書きましたが「ワークショップ2B」を避けて通ることはできません。エプサイトもしくはエプソンにかかわりの深い、つまりは私と親しくしていただいている何人かのワークショップOBから、渡部さんについてのコメントをいただきましたので、それをご紹介したいと思います。

・ワークショップのカリキュラムは、「写真の歴史・基礎」「フィルムカメラでの撮影」「ポートレート撮影」「物撮り」「暗室でのプリント」「セレクト」「写真の見方・楽しみ方」「オプションとしてのグループ展参加-作品制作-ステートメント-展示」という内容で、まるで大人の文化祭のような熱気があります。

・ワークショップ参加者の多様な顔ぶれに対し、多彩なハードルを適度な高さに設定し、背中を押している。

・参加者や周りの人からの情報も先入観を持たずに受け入れ、自分のものにしていく姿勢がある。学ぶということは、応える姿勢と受ける姿勢の関係の疎通があって初めて成立する、ということが解った。

・観察力が鋭く的確なので、グループ展を仕上げるにあたっての個人個人へのフォローの仕方が通り一遍ではなく個別だった。

・参加者に色を付けるのではなく、その人の色に気付かせる姿勢が大きい。

まだまだあるのですが、スペースの都合上、この辺で。
「ワークショップ卒業後、制作活動を本格的に続けていく人は現実的には1~2割程度ですが、残りの8割以上が写真を愛好し写真ワールドを支えてくれる人になって欲しい」、渡部さんの想いはここにあります。
写真が好きで、写真展に出掛けたり、写真集を購入したり、時にはプリントを購入してくれる・・・、今、日本で最も増えて欲しい人々に向けての渡部さとるさんの発信は、まだまだ続いていくことでしょう。


そうそう、もう一つだけ。
展示作品の下には何ヵ所か、“なぞの”パネルが立て掛けてあります。
Dsc_0186

腰を折ってかがまなくても、手に取って見易い高さで読んでください。
私が言うと、
「絶対に読まなきゃ損しますよ。お見逃しなく!!!」
となってしまいますが、渡部さんの口調で言うと、きっとこうなります。
「読んでくれれば、きっと面白いよ」
人間力の差を感じます。
(ギャラックマ)

渡部さとる写真展「traverse 1990-2015」の詳細はコチラ
渡部さとるギャラリートークの詳細はコチラ

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