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2015年03月27日 | Posted by ギャラリーチーム

エプサイトギャラリー・上坂怜夫写真展「有為転変」

エプソンの写真コンテスト「エプソンフォトグランプリ2014」の受賞作品展は、たくさんの方にご来場いただき賑やかなうちに終了しました。

改めまして、ありがとうございました。

さて、ギャラリーの空気もガラッと入れ替わりまして、通常の写真展に戻ります。

今回ご紹介するのは、上坂怜夫(ウエサカサトオ)さんの個展です。

まず、ギャラリーに掲出されたステートメントを引用して紹介します。

『カメラを持ち日々撮る行為を重ねていくと、何かが少しずつ変化し、そこに私の身体に突き刺してくるものの感覚を感じました。

おそらくそれはいったん言葉にしてしまうと、いちばん大事なニュアンスが失われるという種類の出来事。
私が見たものが、ある言葉になる前、私はそれを取り出して写真にしようと思う。
有為転変とは、「因縁によってつくられた現象、存在、それが次々と変化していくこと」
目の前の私を突き刺してきた感覚はほんの一瞬のもの、それがまだ感じられるうちに、その瞬間を手に入れたい気持ちで記録する。
錯覚かもしれない、しかし、私達は見ているもの以上のものを見ている、そんな気がするのです』

このようなスタンスで写真を撮る写真家は、たくさん居そうに思われますが、

ここまで信念を持って取組む写真家はそうそう居ないのではないでしょうか。
昨年(2014年)の7月にエプサイトギャラリーで個展を行った小宮山桂(コミヤマカツラ)さんを彷彿とさせる印象を私は持ちましたが、

それもそのはず、お二人は同じ「写真表現 中村教室」で中村誠さんに師事しているのです。
エプサイトギャラリーの作品公募の中で、選考してみると結果として同じワークショップ、教室、学校出身者が多いことはよくあるのですが、

その中での「写真表現 中村教室」、ちょっと気になる存在になってきた感じがします。興味のある方は、是非調べてみてください。

上坂怜夫さんは、求道者のごとく、とにかく撮影してはプリントして確認し他人に見せては意見や講評をもらい、ということを反復するように己に課しています。

そして、自身の眼を鍛えていく作業を永遠に続けていくのだと思います。

今回の展示のためにセレクトされたプリントから立ち上るのは、一言で表すと「不穏な空気」でしょうか。


人間自身、人工物、動物、植物等が入り混じって形成されるこのような姿は、今日も日常のど真ん中で点いては消え、

消えては点く一瞬間を切り取った見事な静止画像と言えるでしょう。

Dscf9737柔和な顔からは想像がつかないような、怖い写真を繰り出してくる上坂さん。2011年以来の久々の写真展ですが、出来上がりにはとても満足されたようです。

上坂さん「やはり展示は、自分の作ったオリジナルプリントを見てもらえるので、写真本来の見せ方はこれだと思いますね。

ただ、写真を手に取って、捲りながら見てもらえる写真集という形態にも、最近はとても興味を持っています。当面の目標としたいですね」

写真行為に強靭な芯を感じさせる上坂さんに、皆さんも是非ご注目ください。
写真展は4/19(木)までです。

皆さまのお越しを心よりお待ちしています。
(ギャラックマ)

上坂怜夫写真展「有為転変」の詳細はコチラ

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