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2017年05月02日 | Posted by フク

山田久美夫写真展「ドイツ・色と光」

みなさんこんにちは。フクです。

突然ですが、みなさんは「写真展」「モノクロ」と聞くとどういうイメージをもたれるでしょうか?なんだか敷居が高そう、難しそう、と感じられる方が多いのではないでしょうか?

今回ご紹介する山田久美夫氏が東京中野のケンコー・トキナーサービスショップ内ギャラリーで開催中の写真展「ドイツ・色と光」を訪れるとそのイメージが変わるかもしれません。今回はその訪問レポートをお届けしたいと思います。

山田久美夫氏はフリーのフォトグラファーとして活躍し、1999年にデジタルカメラ総合情報サイト「Digital Camera.jp」を開設し、デジタルカメラをはじめとした、写真関連機材に関する様々な情報の発信を続けています。

Image2_4

今回の写真展は、2003年にドイツを訪れた時のもので、44点の作品すべてがモノクロで印刷された作品展になっています。当時はカラーで撮影された写真ですが、本写真展ではすべてモノクロで表現することで、訪れたことがないはずの私でもなぜか懐かしさを感じてしまうような作品に仕上がっており、風景や人々の情感が見事に再現されています。

Image1

山田氏いわく、ひととおり作品を鑑賞されたお客様から、決まって聞かれる質問があるそうです。それは、ズバリ使用機材です。皆さんやっぱり、どんな機材を使っているのか、興味津々なんですね。そんな気になる使用機材はコチラ↓

カメラ:ソニー・クオリア016(約200万画素)

プリンター:エプソン・Colorio V-edition 「EP-30VA」

製品情報はコチラ

 

ペーパー:エプソン・フォトマット紙

額縁:ダイソー・A4フレーム

・・・驚かれる方も多いのではないのでしょうか?

クオリアは手のひらサイズのデジタルカメラで、2017年現在としては考えられない約200万画素のカメラです。

その画像を最新のColorio V-edition「EP-30VA」で出力したものが今回出展されています。 

なぜ今回の写真展でこのような機材を使用したのか、理由を聞いてみるとこんな話を教えてくれました。

 

写真教室の講師としてもご活躍されている山田氏ですが、どんなプリンターを使えばいいの?どんな設定で?という質問が非常に多いそうです。

特にモノクロに関しては多様な用紙で多様な設定をするのは当たり前というイメージが定着してしまっており、とにかく難しいという印象を持たれている人が多いということを教えてくれました。

 

そんな中で、今回の写真展には「こんなに簡単に!しかもお手軽に質の高いモノクロ写真展ができるということを知ってもらいたい!」という想いを込めていると、熱く語って下さいました。

 

今回、プリントにご使用いただいたColorio V-editionは、一見してみるとコンパクトな家庭用プリンターに見えますが、実力はどうだったのか!?山田氏に使用感を聞いてみました!

 

山田氏「染料インクを採用することで、透明感があり、奥行きを感じる作品に仕上げることができました。用紙もメーカー純正紙を使用し、難しい設定はほとんどせずに、プリンターに直接メモリーカードを差し込みプリントしました。染料インクを採用しているプリンターでここまでモノクロをキレイに表現できる機種は、他にはないです。」

非常にうれしいお言葉をいただきました。

 

プリントの作業は、まずPCにデータを取り込み、簡単な画像処理を施してモノクロ化してデータを完成させます。そして、そのデータをSDメモリーカードに移して、プリンターのダイレクト機能をそのまま使ってプリントしたとのことでした。

  

山田氏「今回の写真展のためにプリントした枚数は、テストプリント含めて約60枚しかプリントしていません。プリンターのインクも、プリントする前は満タンではない状態でしたが、交換したのはグレーインク1本のみ。インクの持ちが非常によく使用するインクも6本。1本あたりも非常に安くなっているので、安心して印刷できますね。」

 

インク代についてもうれしいコメントをいただきました。Colorio V-editionは高画質で気兼ねなくプリントできるというコンセプトのプリンターで、驚きの高画質でありながら、印刷コストも非常に安く設定されています。(L判1枚あたり12.7円。インク・用紙代込/税別)

 

山田氏「今回の写真展で使用した総額は7,000円ほど。インクが1本約810円、純正用紙(エプソンフォトマット紙 50枚入り)が約1,080円、額縁が44個で約4,400円。実は額縁が一番高いんですよ笑」

と笑いながら話してくれました。

 

一般的にハードルが高いイメージがある「写真展」「モノクロ」ですが、今回のお話しを通じてイメージが変わった方も多いのではないでしょうか?

素晴らしい作品だけではなく、驚きの発見もある山田久美夫写真展「ドイツ・色と光」

5月14日(日)まで開催していますので、ぜひ足を運んでみてください!

写真展の詳しい情報はコチラ

 

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2017年04月28日 | Posted by ギャラリーチーム

エプサイトギャラリー・木村高一郎写真展『ともだち』

エプサイトギャラリーで5月11日まで開催中の『木村高一郎写真展/ともだち』は、おそらく観る方の大半がど肝を抜かれる写真展だと思います。

170421_思わず力が入ってしまうこの1枚。写真展DMにも使用されました。
このような写真が、ギャラリー内にズラッと全部で36枚。面白くないはずがありません。

こんなに判りやすく、ちょっと不思議で、かつ観た後に爽やかさをもたらしてくれる写真展は、あまり記憶にありませんね。

そんな中、皆さんがいちばん疑問に思うのはこれですよね。
「タイトルの“ともだち”って?何のこと?」
木村さんのインタビューから抜粋してお応えしましょう。

木村高一郎さん「今回の写真は、トイレで排泄しているときの息子を撮ったものです。(排泄するということは)子どもにとっては、食べることや寝ることと同じくらい大きな意味をもっている。子どもって一日一日が一生懸命で、うんちをするのもその一つなんだと思うんです。5歳くらいって『うんち』って言うだけでみんな笑います。大好きなんですよね。汚いものではなく、仲間みたいにとらえている。そうやってポジティブにとらえて育っていくのは大事なことなんだろうと思います」

さて、皆さん。
親しみ易い写真、そしてタイトルだけを見て、単なる優しいお父さん写真だと思ってしまったら、大事な部分を見落としてしまうことになりますよ。
写真作家・木村高一郎が、今回の写真表現に込めた想いを自らの言葉で語るイベントが先週末に行われました。
写真展開催から2日目にあたる4月22日(土)に、木村高一郎さんと写真評論家タカザワケンジさんとのトークイベントが行われましたので、さっそくその様子をレポートしたいと思います。

タカザワケンジさん「木村さんの作品に初めて触れたのは、2015年の写真展「境界線」という、今の時代のスナップ写真に関する問題提起をした抽象的な作品で、なんて面白いことをやっている写真家なのだろうと思いました。なので、今回の対談のお話をいただいた時には二つ返事で承諾したんです。ところが、いざ蓋を開けてみたら、ともだち?息子?トイレ???、なにそれ、という感じでした。両極端というか、
振り幅が広いというか。
そもそもどうして写真の世界に入ったのですか?」
木村高一郎さん「小学生の頃から観たり撮ったりするのは好きでした。20代の後半くらいにネパールを旅行し、現地で知り合った子どものお祖父さんのお葬式に立ち合うことになり、僕は写真を撮りました。その写真のプリントを持って一年後にもう一度現地を訪れたら、すごく感動されたんです。写真は心を動かす力を持っている、ということを心から実感した瞬間でした。写真にきちんと向かい合っていきたい、と思ったきっかけですね。
・・・で、これまで旅写真的なものしか撮っていなかった自分が、写真を作品としてどうやって作っていけばよいのだろうか、と思い、京都造形芸術大学の通信教育部に入学したんです」
タカザワさん「好きな写真作家として、アンドレアス・グルスキー・畠山直哉などの名前をあげていますが、共通しているのは現代美術的なアプローチをしている作家だということ。ふつう、旅写真的なところから入った人はなかなかそちらの世界には行かないものなのですが、木村さんは珍しいかもしれないですね」
木村さん「以前から現代美術が好きで、展覧会にも結構行ってましたね。こちらのエプサイトで2014年位展示した「ことば」のシリーズも、被写体は家族なんですが、いわゆる家族写真にはしたくなかったんです。どんな人が観ても、外国の方が観ても通じるような普遍性はいつも意識しています。
こらからも、アートとエンターテイメントと、その両面から攻めた作品を作っていきたいですね」
P4220662スクリーンを挟んで向かって右側が木村高一郎さん、左側がタカザワケンジさん。参加いただいた皆さんとの距離感もちょうど良く、リラックスした雰囲気でトークは進行されました。
壁面に展開された一点一点の写真の表情を見ていくと、本当に楽しくなります。
ちなみに、スクリーンに投影されているのは2014年のエプサイト展「ことば」のシリーズです。

トークはまだまだ続いたのですが、総てをお伝えすることはできませんので、木村さんの在廊時を狙って直接お話をされることをお勧めします。

愛情あふれる木村さんの性格は、作品に投影されストレートに伝わってきます。
一方、家族すら客観的な視点で自分の題材に使ってしまうしたたかさもあり、自らを“ベッヒャー派”と言うくらいタイポロジー的な手法も上手く消化するなど、現代美術を意識した制作姿勢は、これから益々楽しみです。

エプサイトギャラリーは、ゴールデンウィーク中も日曜日を除いて開館していますので、家族連れでもお一人でも楽しめることは間違いありません。

是非足をお運びください。

そうそう、もうひとつ。
「ともだち」シリーズの写真集が、エプサイト展に先立ち既に発売されています。
思わずニヤリとさせられる素敵な装丁と共に、是非手に取ってみてください。
また、嬉しいことに2014年の「ことば」シリーズも6月の発売が決まっていて、今回の会期中に特別装丁本を先行して少部数用意されているとのこと。こちらも是非手に取ってみてください。

皆さまのお越しをお待ちしています。
(ギャラックマ)

・エプサイトギャラリー・木村高一郎写真展「ともだち」の詳細はコチラ
・木村高一郎さんのインタビュー記事はコチラ
・木村高一郎さんの写真集情報はコチラ
・木村高一郎さんのオフィシャルWEBサイトはコチラ
・木村高一郎さんのfacebookページはコチラ

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2017年04月24日 | Posted by ギャラリーチーム

エプサイト・写真展開催作品募集中! 4/29(土)締切です!

みなさんこんにちは
4月も気が付けば残り数日、、、 しみじみと、季節が巡るのは早いですね。

エプサイトは毎年春と秋の年2回、展覧会開催を希望する方々の作品募集を行っています。
4月1日から、「春の募集」がスタート、現在、募集期間の終盤を迎えつつあります。
今回は2017年10月から2018年3月までの期間に写真展の開催を希望される方の応募受付を行っています。
撮り集めてきた写真を「そろそろ発表したいな」と思われている方、チャンスです! まだ間に合います!!
ぜひエプサイトであなたの作品を発表してください!!!

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エプサイトでは展覧会に出展されるみなさまのサポート体制を強化するために、この春公募展制度を一部リニューアルいたしました。 新制度は、2017年10月から開催される展覧会に適用されます。すなわちこの4月に応募いただいた作品から、新制度の対象になるのです。 主な変更点をかいつまんでお知らせします。

【変更点・その1】
半期に一度、優れた展覧会を優秀賞(名称未定)として表彰します!

新制度の「優秀賞」(名称未定)は展覧会そのものが表彰の対象になります。 つまり、応募時に選ばれるのではなく、展覧会の開催後に選考されることになるのです。作品の内容はもちろんのこと、プリントクオリティーや作品の提示方法などを考慮して、半期に一度、各募集期間のすべての展覧会が終了した時点で公募展の選考委員とエプサイトが協議の上、優秀賞を選出します。

優秀賞の受賞特典!!
1.賞金30万円
2.プライベートラボの特典利用(割引料金を適用)

そうなんです。受賞特典には賞金のほかに、今後作品を制作する際にプライベートラボを割引利用できる特典も授与いたします。受賞された方の展覧会開催後の作家活動をサポートできる体制を作りたい、という私たちの切実な願いもあって今回こういったリニューアル内容が実現しました。

第1回目の優秀賞は2018年春に発表予定です。 第1回目の賞の選考は公募展の選考委員の北島敬三さん、小高美穂さんと共に行います。

ちなみに、今「優秀賞」といっていますが、これは仮称で賞の名称はまだ決まっておりません。こんな緩~いスタートですが、決定しましたらまたあらためてご案内いたします。

【変更点・その2】
会場設営費・撤去費は、エプサイトが負担します!

展覧会開催にまつわる費用が少しでも軽減されるよう、これまで出展者様に負担いただいていた設営費用を、エプサイトが負担することになりました。
また、「エプサイトアドバンストメンバーズ」の登録料、更新料が共に不要となります。
出展費用を軽減することで、みなさんのお財布の痛みが少しでも和らぐことを願っております。

なお今回の規約の変更により、これまでの「スポットライト制度」は本年9月までの開催作品で終了いたします。これまでの制度は応募時に「スポットライト」に選ばれた方だけが、額装費用の一部補助など展覧会開催支援の恩恵を受けられましたが、新しい制度では、出展される皆様に広く、平等に支援が行きわたるよう、一律で設営費用をエプサイトが負担します。 まずは同じ土壌で展覧会を開催いただき、その中で優秀賞を決定する仕組みとしました。

エプサイトでは「写真による表現者」を目指す方々を、これからも展覧会の開催を通じて応援していきます。エプサイトと共に歩んでください。 皆様の力作を心よりお待ちしております。

なお、最後に大切なことをひとつ。。。
今回の応募締切日は4/29(土)18:00までとなります。

そうなんです。今月は30日が日曜日となるため、エプサイトの月内最終営業日は29日(土)となります。4月30日の日曜日は営業しておりませんので、お気を付けください。

応募についての詳細はこちらをご覧ください。写真展のお申込みについて

(ギャラリーチーム)

 

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